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Russia

個人的No.1オススメ博物館:モスクワ中央軍事博物館

モスクワには数多の博物館があるのだが、その中で個人的にオススメNo.1はモスクワ中央軍事博物館だ。名前の通りミリタリー博物館なのだがさすが戦勝国ソ連と言った感じで日本とは真逆の作りとなっている。歴史的価値も高い博物館なので時間があれば是非とも訪れた頂きたい。

モスクワ中央軍事博物館とは

こちら英語表記でCentral Armed Forces Museum (Центральный Музей Вооруженных сил)という。ロシアにはミリタリー博物館がそこら中にあるのだが、ここはその中でも上位ランクの博物館だ。

まずはWikipediaを見ていこう

The first exposition which showed the military condition of the Soviet Republic and the Red Army was organised in Moscow in the building of today's State Universal Store, and was opened by Vladimir Lenin on the 25 May 1919, following a parade in Red Square.

実はお恥ずかしながら今回記事を書くにあたって初めて知ったのだが、この博物館は1919年にあのレーニンの指示で建築されたとのこと。つまり100年以上の歴史を持つわけだ。展示物はロシア内戦時のものから第二次世界大戦の接収品、はては冷戦時の資料まで広範囲を網羅している。

場所はモスクワ市内にあり、クレムリンから見て北に位置している。

館内の様子

チケットを購入して入館するとレーニン先輩の銅像がお出迎え、痺れるぜ。

日本とロシアは何度か戦争をしているので抗日ブースも充実している。この人形の顔、似ているような似ていないような。そして接収品も多く展示されている。日本旗の寄せ書きはロシア人には意味がわからないだろうな。

もちろんこういう普通の兵器も山ほどある。

ソ連(CCCP)時代の展示エリアに進むにつれて辺りが赤くなっていく。。。

この博物館で一番力を入れているのは以下の独ソ戦の勝利を称えるブースであろう。あのハーケンクロイツの本物がこれでもかと言うほどに敷き詰められており、しかもその上を歩くことができる(踏みにじる)という勝戦国仕様だ。この発想は日本の博物館には無いものであろう。

この土台をよく見ると。。。
ハーケンクロイツマシマシ
この上を歩くという鬼畜仕様
勝利の記念にドイツ帝国からぶんどってきた鷲のモニュメント

野戦飯を食らう!

館内には一箇所だけ飲食店が入っているのだが、なんとこのこの店、野戦飯スタイルのレストランであり飯盒でご飯を食べることができる。しかも味もよく値段も高くないので行くと毎回食べてしまう。

レストランの外観
所々にソ連のプロバガンダ装飾が
店内は赤い
アルミカップで飲むロシアンティー
無駄に豪華なスペアリブ。ジューシーで美味い。でも実際はこんな野戦飯は殆ど無かっただろうな。。。

最後は外のリアル兵器を堪能

実はこの博物館、野外スペースもかなり充実しておりこちらを求めて来る野郎達も多い。日本では考えられないが本物の兵器が敷地いっぱいに敷き詰められている。

モスクワにあるミリタリー博物館の中ではアクセスが最もいい場所なので、モスクワにお越しの際にはぜひお立ち寄りを。

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